お尻に鞭打ち

お尻に鞭打ち。比喩というかアニメ、ドラマなどでは「体罰」「刑罰」の一つの典型的なシーンですね。近代ヨーロッパ、あるいは古きよきアメリカ的な設定の物語でも、時々いたずら少年やおてんば少女が学校や家庭でお尻を革鞭や枝鞭で叩かれるシーンが出てきます。

私の鞭打ち体験

私自身は、「本物(革鞭)」による鞭打ち経験はありません。自作のロープやコード類の鞭で叩かれることはあるのですが、「本物」はかなり違う感じなのでしょうか。

革鞭による鞭打ちというのは、一種の象徴的な形ですから機会があれば受けてみたいとは思いますが、あの系統(面で打つのでは線で切り刻む感じ)の道具は苦手だったりしますから……

ロープの鞭は、やや重量があって痛みだけでなく「衝撃」も辛いです。しかも、中に細切れになったゴムが束ねてあったりするので、重さがある上に「一度伸びて、お尻に当たってから縮む」ことになるんですよね……

これで鞭打ちされると、巻きついてきて引っ張られるような感じです。特に側面に当たるとダメージ大。自分で軽くお尻を叩いたときの鞭打ちの連続写真を見ても、お尻がかなり「変形」していますね。

ロープ鞭

(細めのオーディオ用)コードの鞭は、比較的扱いやすく音も静かでかなり痛い。「実用」的な鞭と言えるかもしれませんね。

ただ、細くて重量も軽めなので、大したことないか……と思いきや、破壊力はけっこうあります。お尻以外のところに当たると危険ですから、「取り扱い注意」です。

お尻たたき刑罰としての鞭打ち刑

「お尻たたきの刑罰」と言えば、古代から「鞭打ち(棒打ち)」が中心なんですよね。刑罰として鞭打ちが行われる場合は、お尻を叩くというより「壊す」(身体を損壊させるという意味での)体刑になってしまう場合も多いようですが。

今でも、一部の国ではケイン(籐鞭)で「お尻を叩き壊す」ような刑罰が執行され、鞭打ち刑で「壊されていくお尻」の動画がネットに上げられることもあります。

受刑者を全身を拘束する執行台に固定し、受刑者のお尻に執行者がフルスイングで長いケインを叩きつける……私の感覚だと、お尻を叩き壊す刑罰は「お尻たたき」とは別世界のものですね。