鞭(お尻たたき体罰)で支配される「奴隷」願望

私の「お尻たたき体罰のある生活」願望調教願望は、一種の「奴隷」願望なのでしょう。

奴隷の私をお尻たたきで「懲らしめる」「躾ける」権威、権限を持つ「ご主人様」に文字通りの奴隷的拘束によって支配される。ご主人様そのものがルールであり、ご主人様には自らの意思を「お尻たたきの体罰/調教で奴隷に強制する権力」がある。

そんなご主人様に、「日常生活」の中でお尻を叩かれる奴隷として生活してみたい、という願望です。SMサイトの掲示板でパートナー募集を行う時にも、奴隷として調教してください、といった表現を使うこともあります。ただ、プレイとしてのSMプレイに限定されず、普段の生活の中でお会いし「管理」「支配」される感じですね。

何かあると(なくても)お尻に鞭が飛んでくる、体罰や懲罰も具体的な禁止事項を持つ罰則といった明確な基準ではなく「ご主人様の判断」で行われる、命じられれば「理由」がなくてもお尻を差し出して叩かれないといけない。

お尻たたき(スパンキング/鞭打ち)で支配される奴隷は、下された体罰や調教の決定を「聖断」として無条件に受け入れる……

もちろん、SM小説ならともかく現実にこのような奴隷関係を築くのはほとんど無理でしょう。日常的に管理してくださるご主人さまを募集します、といってもあまり現実味はないわけです。日常生活の中での体罰、調教による支配(奴隷としての隷属、服従)ということになれば、物理的にも精神的にもそれなりに「近い」距離でないとできませんし、同居でもしない限り互いの社会生活にもかなりの制約になりますから。

ただ、完全ではなくても一種の「(鞭による支配を背景とする)権威」の下に奴隷として置かれてみたい、という願望は次第に強くなってきている気がします。