お尻を出しなさい

お尻を出しなさい

私のようにお尻たたき願望を持っている方なら、「言われたい言葉」NO.1ではないでしょうか。

ルールや約束を背景に既にお仕置きとしてお尻を叩かれることが「決定」している、「お尻を叩かれる以外の選択肢」がない状況で、お尻を出すよう「命令」される。素直に従わなければ、当然「追加の体罰」が待っている……

「お尻を出しなさい」という言葉を見ると、まずこんな厳格なイメージが沸いてきます。

「ケツを出せ」でも意味としては同じですが、雰囲気はだいぶ違いますね。私は、「ケツ」「尻」より「お尻」という言葉が好きです。

「お尻を出しなさい」というと、その場限りの突発的・感情的な暴力ではなく「指導者の権威」による冷静でありながら厳格な体罰をイメージさせる気がします。丁寧さが、双方の間に一線を引いた厳しさ、権威を出している感じで。

厳しいお母さんや紳士(?)的な体罰教師によるお尻たたき、といった雰囲気でしょうか。あるいは普段は優しいお母さんが、「厳しくしないといけない」覚悟を決めてお尻ペンペンする場面か。

厳格なルールで決められているお仕置きを受けるために、あるいはお尻の罰を決める話しあいで自分の過ちを認めさせられた後に罰を受けるために、自らパンツを脱いでお尻を差し出すような。

その場の雰囲気や突発的な暴力としてのお尻たたきよりも、逃げ場がない「決められている」お尻たたきの方が、「怖い」のかもしれません。

お尻を出しなさい
お尻を出すよう命じてください

学校で「お尻を出しなさい」

私が小学校や中学校に通っていた頃には、現実に「悪い子」が別室に呼び出されて、「お尻を出しなさい」と言われてもおかしくない状況だったんですよね。私も、「お尻を出しなさい」とは言われませんでしたが、一種の儀式的なお尻たたき体罰を受けたり目にしたこともありますし。

もっとも、現実の学校で行われていた体罰は、並ばされて「ケツを出せ」で(服を着たまま)「殴打」されるようなお尻たたきというよりはケツバットの方が多かったのでしょうけど。私が通っていた中学校でも、生徒が放課後に呼び出され順番にお尻を叩かれる体罰が行われていましたが、「お尻を出しなさい」というよりは「はい、次」という感じでした。